英語では副詞で表せることが結構あります。今日は頻度をあらわす主要な副詞表現をご紹介します。
時々はSometimes。よくはoften。でもそればかり使っているなあ、と感じられたら、ボキャブラリーを増やすチャンスです。
今日は頻度を表す副詞を、頻度の高い方からご紹介します。
とくに、最後の4つは、平叙文でありながら、ない、と訳します。説明もしておきますが、注意してください。
- I Always love you. いつも 100%
- Almost always ほとんどいつも 90%
- Usually たいていは 80%
- Generally 一般的に、おおむね 80%
- Regularly 80%
- Normally ふつうは、たいていは 80%
- Frequently, Very often しばしば、頻繁に 70%
- Often よく、しばしば 60%
- Sometimes ときどき 50%
- Occasionally 時たま 40%
- Rarely めったにない 20% 肯定形でも、ない、と訳します
- Seldom めったにしない 20%
- Hardly ever, Scarcely ever, almost never めったにしない 10%
- Never けっしてない 0%
- さいごに
- あわせて読みたい
- 体験したい方はこちらへどうぞ
I Always love you. いつも 100%
ご存知のAlways。
She is always ready to take on heavy responsibilities.
彼女はいつでも重い責任を引き受ける用意がある(準備ができている)。
よく使われます。オールウェイズといいたいところですが、実際の発音はオールウィーズに近くなります。
Almost always ほとんどいつも 90%
日本語にすると不自然ではあるのですが、十中八九、九分九厘というところでしょう。100%でないにしても、それに限りなく近いニュアンスです。
Usually たいていは 80%
Alwaysが常に、だとしたら、少し軽めに”いつも”、という感じがUsuallyです。8割がたと考えていいでしょう。
We usually go to restaurant on Sundays.
私たちは日曜日はたいてい外食する(レストランに行く)。
Generally 一般的に、おおむね 80%
We generally speak English in class.
わたしたちは授業中は(たいてい)英語を話します。
常時ではないけれど、基本英語を話す。普通英語を話す。一応、日本語を話すときもある、という感じですね。
Regularly 80%
ちゃんと、しっかりと、定期的にというニュアンスです。
I communicate with him regularly by letter.
彼とは手紙で連絡をとっている。
Normally ふつうは、たいていは 80%
I don’t normally take my holiday in midsummer.
夏季休暇は真夏にはとらないことにしている。
この場合、たいていはとらない。とらないことがノーマル、というニュアンスですね。
Frequently, Very often しばしば、頻繁に 70%
Frequentlyは短期間に頻繁な場合によく使います。
しょっちゅう。Oftenよりもやや堅苦しい言い方です。。
Often よく、しばしば 60%
They often went caroling at Christmas.
かれらはクリスマスはよくキャロルを歌いにいった。
Sometimes ときどき 50%
時々〇〇する、という意味ですが、するときもある、と訳してもいいでしょう。
Sometimes, I just need someone to talk to.
わたしも話かける人が欲しい時がある。
Occasionally 時たま 40%
Occasionally Alice would look up from her books.
アリスは時おり本から顔を上げたものだった。
Rarely めったにない 20% 肯定形でも、ない、と訳します
ここからは、NOの確率のほうが高まります。よって、Notやnoが入る否定形ではないのに、めったに○○しない、と訳します。
Rareは文字通り、レアです。
I rarely wear glasses.
わたしはめったに眼鏡をかけない。
直訳すれば、わたしは稀にめがねをかける、になります。
めったに○○ない、という方が自然になります。
単なる副詞なので、三単現なら動詞にSがつきます。ここからNeverまで、そのような平叙文で書きます。日本語では、(めったにをつけて)否定形、で訳してください。
Andy rarely wears glasses.
アンディはめったに眼鏡をかけない。
Seldom めったにしない 20%
Opportunity seldom knocks twice.
チャンスは二回ノックをすることはめったにない。幸運の女神に後ろ髪はない。
1回目のチャンスを逃したくないですね。
三単現のSがちゃんとついている平叙文なことに注意してください。
Hardly ever, Scarcely ever, almost never めったにしない 10%
He hardly ever calls his father.
彼が父親に電話することはめったにない。
Hardly everを覚えて使えれば十分ですが、Scarcely ever, almost neverも頭に入れておくとリスニングで便利です。
やはり、三単現のSがつく肯定文になっています。
Never けっしてない 0%
これはもう絶対しない、ありえない、という強い否定になります。
She never smokes.
彼女は(絶対に)タバコを吸わない。
さいごに
気づけば17通りもご紹介してしまいました。めったにしない、などがさらっと肯定文で使えるとスマートですね。
あとはいろいろなドラマを見たり、文章を読んだりして、実際どんな場面で使われているか注意を払ってみてください。
あわせて読みたい
体験したい方はこちらへどうぞ
読者さまコメント