ご存知Conversationという形容詞
最初のconのOはConferenceのOと同様、口の奥を開ける発音をします。
Compositionの最初のO
これもそうです。
では、Compose, compserはどうでしょう?
作曲する、作文するという動詞と作曲家の最初のOは、口を開けない発音、あいまい母音です。
そんなことあり得るのか? と驚かれるのも無理はありません。
実は、英単語では圧倒的にComputerのようにあいまい母音で読むCom, conが多いのですが、今日はこのような、発音が紛らわしい単語をまとめてご紹介します。
右側は意味です。アクセントなど特に注意することも記載しています。
なお、英国と米国で主流となるアクセントが異なる単語については、米国式を優先して掲載しています。
Conversation
conversation | 会話 |
conservation | 保存 |
conference | 会議 頭にアクセント |
composition | 作曲 |
colleague | 同僚 頭にアクセント |
continuity | 連続性 |
condominium | コンドミニアム |
あたまのOにアクセントが付く Common
common | よくある、共通の |
complex | 複合体、 superiority complex (優越感) |
congress | 会議 |
context | 文脈、前後関係 |
contact | 接する、接触 |
contract | 契約する、契約 |
conflict | 葛藤 |
二つのConcrete
concrete | 具体的な あとにアクセント |
concrete | コンクリート、コンクリートの 先にアクセント |
consummate | 最高の、完成させる、 |
construct | 作図する(幾何学用語) 先にアクセント |
possible | 可能な |
実は、Constructには、同じ語で、発音が異なる別の用法があります。むしろ主流といえる、建設するという単語です。
Conservationは、Conservative, conserveという派生語をもちます。あとの二つは実は発音が異なるのです。
複雑なComplex
Complexは複合体、コンビナートのような意味があり、優越感、劣等感といった熟語にも使われます。inferiority complex 劣等感。
そして、同じComplexで、複雑なを意味する形容詞になります。形容詞のほうは発音が異なります。
Complexityという名詞もあり、やはり発音が異なります。
Composeのような単語がやはりいくつかあるわけですね。
Possibleは?
Possibleはやはり紛らわしいと思いましたので、加えておきました。HotのOの発音です。
追加 Compromise,Comprehend
compromise | 妥協する。妥協。 |
comprehend | 把握する。理解する。 |
comprehension | 理解。把握。 |
comprehensive | 包括的な。 |
こちらの単語も口を開けるCoなので追加しておきます。
続編
CompleteのようにOを軽く発音する英単語の記事です。
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