Priorityは単数?複数? 優先順位のもんだい

ビジネス英会話

プライオリティ=Priority

 

もはや日本語としてもかなり定着した感がある英語です。

Weblio英和辞書を見てみましょう。

Priority

 

不可算名詞 (時間・順序が)前[先]であること.

by priority of birth 先に生まれたことによって.

2a不可算名詞 〔…に[より]〕優先(すること); 優先権,先取権 〔over,to〕.

give priority to… …を優先する.

b可算名詞 優先する[すべき]もの.

a first [top] priority 最優先(事項).

3不可算名詞 (自動車の進行上の)優先権.

となっています。

 

Priorityって単数なの?

 

冠詞のAをつけていることもあれば、無冠詞で不可算の時もあります。

単数なの? 複数でSをつけるの? と、疑問に思ったわたしは調べてみました。

 

もともとは単数しかなかったPriority

 

グラフ PriorityとPrioritiesの使用頻度

見えにくいですが、赤い線がPriority、青い線がPrioritiesです。

横軸は50年単位で、1900年代に入ると、じわじわと複数形が動いているのがわかります。

正にPrioritiesの勃興、という感じです。

 

1400年代にラテン語から英語の単語となったPriorityの歴史について

 

Greg Mackeownがこう書いています。

“The word priority came into the English language in the 1400s. It was singular. It meant the very first or prior thing. It stayed singular for the next five hundred years. Only in the 1900s did we pluralize the term and start talking about priorities. ~ Greg McKeown Essentialism

最優先=Priorityが英語に入ってきたのが1400年代でした。単数形でした。一番初め、優先するもの、という意味でした。それから500年間単数でした。1900年代になって、人々は複数形にしてPriorities優先事項というようになりました。 グレッグ・マケオウン ”本質主義”

 

複数形となったPriorityの運命

 

そもそも、最優先のものは唯一のはずでした。だからPriority一語で、最も優先されるもの、だったのです。

 

最優先事項の誕生

 

やがて人々の生活は多様化し、複雑化していきました。優先事項は最優先のものだけではなく、複数の優先事項が生まれてしまったのでしょう。その辺は諸説あるようです。

 

とにかく、Prioritiesという複数形が使われるようになりました。

複数ある中で一番のものを

A top priority

や、

a first priority

といって、区別するようになりました。

 

また、give something the maximum priority

ということもあります。

 

最大限の優先権を与える、最優先で、ということですね。

すでに最優先なのに最大限とは、と思いますが、もはや優先事項の一つになってしまったので、しょうがないのかもしれません。

 

おわりに

 

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